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「滝沢美恵子先生の米寿を祝う合唱の集い」のお知らせ

  来る9月20日(月)、米沢・伝国の杜―置賜文化ホールにて、「滝沢美恵子先生の米寿を祝う合唱の集い」が、開催されます(開場13:30 開演14:00.無料 自由席)。

奏楽堂
奏楽堂全景:撮影者 昭和23年卒の井上哲男氏


 これにさきだち、去る7月9日(金)に、東京の上野公園内にある日本最古のホール、旧東京音楽学校奏楽堂(現在は東京都台東区管轄下の国の重要文化財指定)において、米沢から40名、名古屋、関東一円、北海道、秋田、仙台から、先生の教え子の方々が集って、合唱(混声・女声・男声)と弦楽合奏の演奏会が、ゲネプロ・スタイルで執り行われた。
 この奏楽堂は明治23年に建てられ、昭和62年まで、先生の母校(現・東京芸術大学音楽学部)の校内にあった建物、先生にとっては70年ぶりにそのホールで、教え子に囲まれての祝いの合唱となった。
 この合唱のメンバーの母体は、先生の興譲館勤務期間(昭和22年から昭和31年の卒業生まで)の音楽部の方々(初代部長は昭和25年卒の篠原守信氏・産婦人科医)である。
 その後、それぞれの道へ進まれ、また再会した同好者が年に一度の割合で集い、昭和56年には興譲館出身者ばかりでなく、先生が指導した米工専(現・山大工学部)東校出身者、またその他200数十名が旧交を温めるべく東京のホテル・ニューオータニに会し、それを期に合唱集団が立ちあげられた。
 その合唱団は、その後、米沢市制百周年行事や興譲館高校講堂の落成式に出演、また先生の傘寿の年には100数名から成る祝いの合唱を伝国の杜で開催、今回はそれに続いての米寿の祝いというわけである。
 傘寿の祝いから8年経たいま、メンバーの年齢も後期高齢者、亡くなられた方や今回参加できない方々が十数名、プログラム掲載のメンバーの数は期せずして88名である。
 来る9月に再び、米沢・ふるさとを共通の想い出として、それぞれに、今日に集える縁に感謝し、互いにその齢・傘寿・喜寿、古稀を祝う合唱の集いでもあるとの事。
 因みに先生は、興譲館高校自治会歌(作詞・星 篤志・昭和25年卒)の作曲者である。