スペイン巡礼触れる写真展・支倉日西文化協・来月26日開幕・コンテスト作品募集も
(2021年5月17日山形新聞より)
写真展などをPRする支倉常長日西文化協会・九里廣志理事長(中央・S40卒)=米沢市
左・福崎真知子さん 右・相田晃輔さん
米沢市の支倉常長日西文化協会(九里広志理事長・S40卒)は6月26日から7月4日まで、同市の米沢市民ギャラリーで写真展「日本・スペイン文化交流展―歩く心の旅―世界遺産サンティアゴ巡礼の旅」を開く。写真展開催に合わせ、スペインの風景や思い出などをテーマにした写真コンテストも予定しており、6月4日まで作品を募集している。
慶長遣欧使節団率いた支倉常長を通じて、日本とスペインの交流を深める同会の活動の一環。写真展はスペイン大使館が共催で、所蔵作品を提供する。国内各地で巡回展をしているが、東北での開催は初めてという。
作品は、スペインの写真家ルイス・オカニャ氏のもので、世界遺産にも登録されているスペイン―フランス間の「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の風景を写した。同会では34点の貸与を受ける計画。会期中には支倉常長家第14代当主支倉正隆さん(兵庫県尼崎市)によるオンライントークイベントなども予定している。
写真コンテストは、スペインで撮影した思い出の写真などが対象で、オンライン(https://hasekura.info/spain-photo-contest/)から応募する。一次審査で絞り込んだ40点は写真展の会期中に展示し、来場者からの投票と専門家の審査を合わせて最終入賞者を決める。
写真展の入場は無料。会場には支倉常長や同会について紹介するコーナーも設ける。問合せは同会0238(28)4649。
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