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カミキリムシと花・亡き夫との合同展・山口さん、標本と写真・南陽市
(2018年9月17日山形新聞より)


故山口捷弘さん(S37卒)が作ったカミキリムシの標本と、妻吉子さんが撮影した花の写真が並ぶ作品展
=南陽市・湯のまちギャラリーみはら堂

 南陽市宮内の故山口捷弘さん(S37卒)と妻吉子さん(74)夫婦の作品が並ぶ「カミキリムシの標本と花の写真展」が、南陽市赤湯の湯のまちギャラリーみはら堂で開かれている。

 長井高や米沢興譲館高で生物を教えていた山口さんは退職後、置賜、西村山地域を中心に、カミキリムシの採集や標本作りに打ち込んだ。会場には県内で集めた150種が飾られている。米沢市李山で採集し、東北地方では2番目というヨツボシシロオビゴマフカミキリなどの珍種も紹介している。

 一方、吉子さんは25年間、趣味で撮りためた花の写真20点を展示。道端に咲くツユクサや寒河江市の葉山で見つけたサンカヨウなど、景色から花の美しさを切り取った作品が目を引く。吉子さんは「2年前に亡くなった夫と夫婦での展示会を約束し、やっと実現できた。カミキリムシと花の世界を広げてもらえたら」と話す。展示は火曜定休で21日まで。

9月17日山形新聞