パステルや水彩地元の風景描く・南陽・山口富士男さん(S35卒)個展
(2016年6月29日山形新聞より)
置賜地方の風景を描いた作品などが並ぶ展示会=南陽市・湯のまちギャラリーみはら堂
置賜地方の風景などをパステルや水彩絵の具で描いた風景画の展示会が、南陽市赤湯の「湯のまちギャラリーみはら堂」で開かれている。7月3日まで。
個展を開いているのは同市二色根の無職山口富士男さん(74・S35卒)。教員を退職した15年前から本格的に絵画に取り組み始めたという。展示しているのは、同市沖郷中そばの「古峯堤」の水面に映り込んだ夕日や、烏帽子山公園の満開の桜、飯豊山の残雪をバックに咲き誇る菜の花といった故郷の風景などを描いた約40点。パステルを手で伸ばしたり上から水彩絵の具を塗ったりすることで、美しいグラデーションに仕上げた。
訪れた同市赤湯の無職鈴木育子さん(65)は「のどかな置賜地方の情景を見事に切り取っており、ゆったりとした気分になれる」と見入っていた。
○県教育功労者表彰の山口富士男さんをたたえる(2016年2月23日山形新聞)
○優しいタッチの33点・南陽・山口富士男さん絵画展(2015年11月25日山形新聞)
○柔らかいタッチ 水彩、パステル画・山口富士夫さん(2013年3月29日山形新聞)
○重ね塗りやぼかし駆使して富士描く・南陽の山口さん作品展(2013年9月10日山形新聞)