閉所前最後の展示会・米沢・片上純さん（H5卒）の33点・アートステーション
（2019年5月25日山形新聞より）
米沢で活動を続ける画家片上純さん（47・H5卒）＝同市中央5丁目＝の個展が、同市門東町3丁目の「アートステーション」で開かれている。同ギャラリーは今月で活動を終了することが決まっており、今回が最後の展示会になる。26日まで。
最後を飾る片上さんは、ボランティアの作家サポーターとしてギャラリーの運営にも携わってきた。今回の個展は自身のこれまでの代表作をそろえ「レキシ」と題した。アクリル画など33点を並べ、九里学園高の校舎などの建築物や、植物、人物など題材はさまざま。自身の原点として4歳の時に描いたクレヨン画も展示した。
「アートステーション」は、商店街に芸術作品を飾るイベント「まちなかギャラリー」の拠点として2009年に開設。日本刺しゅう作家の中嶋朱美さん（60）が代表を務め、各種団体の協力や、作家らのボランティアで運営されてきた。周辺に芸術発表の場が充実してきたこともあり、10年の節目を迎えるタイミングで活動を終えることを決めた。
