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地域医療に力・医師斎藤忠明さん(S37卒)
(2018年3月5日山形新聞より)


謝辞を述べる斎藤忠明さん(S37卒)=南陽市・熊野大社證誠殿

 地域医療や労働安全行政などで長年の功績があったとして昨秋の叙勲で旭日双光章を受け、2017年度厚生労働大臣表彰も受けた医師斎藤忠明さん(74・S37卒)=南陽市宮内、斎藤医院院長=の受章祝賀会が4日、同市の熊野大社證誠殿で開かれ、約170人が栄誉をたたえた。

 発起人代表の粕川俊彦南陽市医師会長が「斎藤さんは温厚、品行方正、清廉潔白を信条に地域医療や医師会の発展に尽力した」と紹介。徳永正靭県医師会長が「昼夜を問わず地域のために働く姿は臨床医のかがみ」、白岩孝夫南陽市長が「受章は市の誇り。今後も豊かな識見で指導してほしい」と祝辞を贈った。

 斎藤さんは「これまで実直に仕事をしてきただけ。受章は皆さんの支えのおかげ」と謝辞を述べ、「皇居での拝謁で天皇陛下からいただいた激励のお言葉が心に残っている。もうひと頑張りしたい」と誓った。

 斎藤さんは宮内中の学校医として地域の子どもたちの健康も見守っている。2004〜06年に南陽市東置賜郡医師会長を務め、現在は同医師会監事や県医師会常任理事、山形産業保健総合支援センター所長などの役職にある。

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