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児童文化功労賞祝う・広介記念館鈴木理事長(S33卒)
(2017年8月8日読売新聞山形版より)


広介記念館鈴木征治理事長(77・S33卒)

 日本児童文芸家協会(東京)の「第56回児童文化功労賞」を今春受賞した、浜田広介記念館理事長鈴木征治さん(77・S33卒)=高畠町夏茂=の祝賀会が10日、同町の幸新館で開かれ、関係者約70人が栄誉をたたえた。

 鈴木さんは高畠三中校長などを歴任し、1994年から14年間、町教育長として教育行政の発展に尽力。「童話の里」を掲げ、町出身の童話作家浜田広介の作品をはじめとする読書活動の普及や心豊かな人材育成を目指し、講演会や童話創作講座などを重ねてきた。2008年4月から記念館理事長を務め、同年に文部科学大臣表彰、10年には瑞宝双光章も受けている。

 祝賀会では、発起人を代表し丸山信也教育長が「広介の古里からの受賞に、深い感慨を覚える。今後とも高い識見でご指導賜りたい」とあいさつ。寒河江信町長、漆原智良日本文芸家協会顧問が祝辞を贈った。花束を受け取った鈴木さんは「私個人でなく、記念館としていただいた賞。多様な示唆を与えてくれる読書活動の推進に向け、これからも創意工夫していく」と謝辞を述べた。

第56回児童文化功労賞に鈴木征治さん(2017年4月6日)
受け継ぐ広介作品の精神 鈴木征治さん(2010年1月15日山形新聞)