家事を通じ家庭円満に・県教委の出前講座 （2017年2月26日山形新聞より）
家事を通じた家庭円満の工夫について講演する小野卓也さん（H4卒）＝高畠町・エビスヤ
県教育委員会主催の家庭教育出前講座が２３日、高畠町の旅館エビスヤで開かれた。洞松寺（長井市）住職で県家庭教育アドバイザーの小野卓也さん（43・H4卒）が、家事を通じた円満の工夫について講演した。
講演会は高畠ロータリークラブ（福島悟会長）の例会で開催。会員２３人が聴講した。小野さんは、配偶者と良い関係を保っていくには家事の分担が必要と提案。商売への「新規参入」に例え、「洗い物でのスポンジの使い分けや食器をしまう場所など、『先行業者』のルールをしっかり守ろう」とユーモアたっぷりに話した。
また、仏教では掃除や料理が修行の一つと位置付けられていることを紹介。掃除を繰り返して悟りを開くまでになった釈迦の弟子の話を引き合いに出し、「家事は心を磨き成長させてくれる。前向きに取り組んでみて」と呼び掛けた。
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