藩校興譲館、米沢中学、米沢一高、米沢西高、米沢興譲館高と続く米沢興譲館同窓会公式サイト

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未来紡いでいく決意・米沢興譲館高130周年記念式典
(2016年9月20日山形新聞より)


創立130周年を祝った記念式典=米沢市・米沢興譲館高

 米沢興譲館高(米沢市、岸順一校長)の創立130周年記念式典が19日、同校講堂で行われた。
 式典で、岸校長が「自他の生命を尊重し己を磨き、世のため尽くす『興譲の精神』の下、成さねばならぬ挑戦をしてほしい」と式辞。実行委員長で同窓会の大友恒則会長は「生徒が人生の目的を達成できるよう物心両面から支援していきたい」、広瀬渉県教育長が「勉学に精進し、より良い未来を切り開く社会のリーダーになって」とそれぞれあいさつした。
 生徒を代表し、生徒自治会の井上朔実会長は「連綿と受け継がれた伝統を縦糸、新しい時代への挑戦を横糸に、これからの社会を紡いでいく人間になりたい」と決意を語った。
 引き続き、スタンフォード大経営大学院(米国)の星岳雄教授が「グローバルな時代に生きるということ」と題して講演した。
 同高は米沢藩4代藩主上杉綱憲が開設し、9代藩主鷹山が再興した藩校「興譲館」を前身として1886(明治19)年、同市北堀端片町(現丸の内)に新校舎を落成・移転した。県米沢中学校、県立米沢高等学校などと改称し、1956(昭和31)年に現在の校名となった。

9月20日山形新聞