2016・春の叙勲
(2016年4月29日山形新聞より)
旭日双光章・古川和秀さん(米沢市・81歳・S28卒)
- 旭日小綬章 野村研三 元県議 地方自治功労 昭和39年卒
- 瑞宝小綬章 日下部明 元米沢市立病院長 保健衛生功労 昭和31年卒
- 瑞宝小綬章 鈴木宏毅 元公立高校長 教育功労 昭和38年卒
- 旭日双光章 古川和秀 元米沢市医師会長 保健衛生功労
安心の受診体制 先導/旭日双光章・古川和秀さん
岩手医科大を卒業後、国立仙台病院を経て1973(昭和48)年に開業した。
専門は小児科。3世代にわたって通う家族もおり、地元に根付いた診療を続けている。時には母親を起こることも。「どんなに忙しくても、子どもをしっかり抱いて愛情を伝えなければいけないよ」。
米沢医師会では、医師間のスムーズな情報共有のため、医療情報システムの構築、普及に尽力。どこでも患者が安心して受信できる体制作りの先頭に立った。2002年に会長に就任し、3期務めた。
受章の報に「何もしていないのに困った」と口にしながらも「これまでやってこられたのは家族のおかげ。その思いに応えられたかな」と笑顔で語った。