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古希と喜寿 まだまだ進化・南陽の安藤博さん(S38卒)夫妻 3回目、木工と水彩画展 
(2014年2月7日朝日新聞山形版より)


3年後を目標に次回の「夫婦展」開催に意欲を語る安藤博さん(S38卒)、迪子さん夫妻
=南陽市えくぼプラザ

 南陽市赤湯の安藤博さん(69・S38卒)迪子さん(76)夫妻による木工と水彩画の「夫婦展」が9日、同市のえくぼプラザで始まった。古希と喜寿を迎え、ますます創作意欲を膨らませている安藤さん夫妻。「2人とも健康で、まだまだ作品を増やしていきたい」と笑顔で話している。
 元中学校教諭で、体育と数学を教えていた博さん、音楽と美術を担当していた迪子さん。退職後に趣味で創作活動を始め、博さんは木工、迪子さんは水彩画にのめり込んだという。「お互いに趣味を持って生活していることが楽しい。趣味が長生きの秘訣です」と声をそろえる。
 初めての夫婦展は2008年、その3年後の11年に結婚40周年を記念した2回目の夫婦展を開催。今回、3年後でもあり、古希と喜寿のお祝いも兼ねて3回目の作品展を開いた。「作品展を開催すると、教え子や知人が駆けつけてくれる。それが何よりうれしい」と迪子さん。博さんも「目標があると創作意欲も湧いてくる」と話す。
 今回、博さんは考案したからくり仕掛けの引き出しや新聞入れなど、迪子さんは20代から現在までの自分を描いた自画像など人物画を中心に出品している。「年を重ねるごとに、前作よりも良くしたいと工夫したり努力し、進化していると思います」と語る2人。今後については「取りあえず、次の3年後の作品展を目標に2人で頑張ります」と目を細める。夫婦展は14日まで。


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2月7日朝日新聞山形版