NIE 教育に新聞を 米沢一中・社会科株購入想定も・佐藤詠一さん（S63卒）
（2011年1月24日山形新聞）
米沢一中・佐藤詠一教諭（S63卒）
こんにちはNIE実践指定校3 米沢一中（米沢）
米沢一中（米沢市、金子周治校長、381人）の3年生の道徳の授業。昨年9月、松田真由子教諭（31）は、携帯電話に依存する中学生の現状を追った新聞記事を題材にした。（中略）
一方、社会科の佐藤詠一教諭（40・S63卒）は普段の授業で学ぶテーマにリンクさせて新聞を活用している。3年の公民で地方自治を学習した時は、名古屋市議会解散の直接請求（リコール）などの記事を読んだ。昨年9月は、為替レートと経済の関係性をつかむために、タイムリーに報道された為替介入の記事を活用。生徒がそれぞれ株式を購入したという想定で授業をしたこともある。１カ月間株価を追い、“大損”した生徒もいた。
松田教諭は「新聞は情報量が多いので、教える側がしっかり考える必要がある。今後は裁判員裁判の記事なども生かせないかと考えている」と話した。
